「大阪の街の誇り、みんなの人気者!」
ぼくの愛するJリーグクラブとともに過ごした三〇年。
それは、ある何気ない朝、目覚めた瞬間から静かに始まった。通称「ジェットコースタークラブ」のセレッソ大阪をサポートするのは、本当に楽じゃない!!
はたして、これは真実か、それとも虚構なのか?
物語なのか、人生そのものと言えるのだろうか?
現実と妄想を行き来しながら歩んできたサポーター人生。その中で出会った光景や感情が、今、色鮮やかに甦る。
事実と空想が交錯する摩訶不思議な『セレッソライフ』。歓喜に震えたあの日も、涙にくれたあの夜も、今ここに息づいている。そのすべてを、どうぞご堪能あれ。
英雄の死に潜む一六〇年分の嘘。過去を追う男を狙う、現代のタブー。
教科書が教える「あの英雄の死」の裏には、一六〇年分の嘘が潜んでいる。
巨大な権力の網に囚われ、ジャーナリストとしてのすべてを剥ぎ取られた男・犾守朔。彼が再起をかけて挑んだのは、ある歴史学者が遺した「坂本龍馬」にまつわる、あまりにおぞましい仮説だった。
なぜ、ただ過去の記録を調べるだけで、見えない「巨大な影」に追われなければならないのか。
謎の古書に刻まれた奇妙な図形と、男の理性を根元から狂わせる美しき導き手。日本という国が隠し続けてきた呪詛を紐解く逃亡の旅は、いつしか犾守を、決して触れてはならない「現代のタブー」へと引き摺り込んでいく――。
読み終えた後、じっと笑みを返してくるのは、ありふれた歴史の教科書か。それとも、世界の欺瞞に気づいてしまった、あなた自身の野生なのか。
正史という名の檻を食い破る、剥き出しの幕末ミステリー。
フットボール。それは人類が熱狂する、最も美しいスポーツ。
──本当に、それだけだろうか?
「お飾り監督」に任命された凡庸な男。
サポーターの誹謗中傷と狂気の「プロの妻」。
枠外シュートを蹴り続けるフォワード。
技術が進化し、環境が変わり、あるいは星が滅びても、なぜか人類はボールを蹴り合っている。
サッカーという普遍的なルールを媒介に、人間の業、支配、そして剥き出しの本能を描く。
1話完結で贈る、奇妙で、悍ましく、どこか滑稽な大人のためのダーク・フットボール・オムニバス。
「さあ、戦場(ピッチ)という名の地獄へ、ようこそ」